連日暑い日が続きます。一歩外へ出ると、恐ろしい熱気が壁のように襲ってきます。炎天の下でお仕事をなされている方を見かけるたびに頭が下がります。

さて当店のように新聞に広告を載せていると、たまに新聞社の方から広告のご案内をいただきます。(一般には広告代理店経由で提案いただくのだと思います)。

「こんな枠がありますがどうですか〜」というお話を頂いたとき、枠の大きさと掲載面を考えて、「よしやってみよう!」と気持ちが動けば、たとえばそれが明後日の紙面に載る広告であっても、その枠を買い取ることがあります。

今回もそんなお話を頂いたので、実際に広告が掲載されるまでの流れをまとめてみました。

新聞に載る広告を自分で作る!

新聞や雑誌に乗るほとんどすべての広告は、広告代理店が間に入りコミュニケーションをとりながら、広告代理店が制作会社に制作を依頼し、広告主がOKを出せばそれが媒体に掲載するという流れでまわっています。

質フタバの場合、私が自分でこつこつ作るのが好きなため、広告会社と制作会社を通さずに、直接媒体とお取引しています。北日本新聞に連載している『質フタバ川柳』も、ずっと直接取り引きです。

さて、今回掲載が決まったのは北日本新聞の2018年8月3日に掲載される広告です。「富山まつり」のお知らせページに乗る広告です。ちなみにお話を頂いたのが7月31日。掲載に間に合わせるためには8月2日の昼ごろまでに納品しなければいけませんから、超短期間で制作しなければなりません。代理店と制作会社に依頼する時間などありません。

目を引くビジュアルを選定

テーマを考える時間はありませんが、私はこういうときのために、広告の案を考えているのです。今回はわりと大きめのスペースのため、メッセージ広告にしようと思います。しかも、今回は贅沢なフルカラー広告です。

まずは、目を引くビジュアルを決めます。時間がありませんので、高品質なフリー画像でおなじみ、ぱくたそさんで画像を物色。

こっちを覗く、このネコちゃんが気に入りました。かわいい。

早速、使わせていただくことにしました。

制作はillustratorで

まずはillustratorで広告サイズの新規ドキュメントを作成します。今回は天地101mm×左右94mmのサイズ。結構大きい。

猫を配置。

文字の大きさやフォントのバランスを取りながら、タイトル・ボディコピー(本文)を考えます。

ボディコピーのあとにキャッチコピーをもってきました。自分がいつも素直に思っていることを、そのまま文章にしたつもりです。

なるべく雰囲気が伝わるように、アイコンとお金の流れを表してみました。

気をつけなければいけないのは、黒の文字は黒のインクだけで印刷されるよう指定してあげること。特に意識せずに黒を使用した場合、黒の他にC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)が混ざっています。

フルカラーの広告でも、新聞の場合は黒文字は黒インク100%で印刷されるよう設定します。

あとは、新聞社の担当者さんにデータを手渡し、完成です!

実際に掲載されました

超短期間で制作した広告、実際にはどのように掲載されたでしょうか。

掲載日の今日、早速確認しました。

バッチリです!!

文字の大きさも、ビジュアルも、思い通りに掲載されました。

こうやって自分で作った広告が掲載されると、やっぱり嬉しいものです。達成感があります!

おすすめしないが、達成感はすごい

ただ、細かい作業や意識しなければいけないルール(表現の制約やデータの設定など)がたくさんあるのが広告の世界。自分で作ることは、あまりおすすめしません。

やはり広告代理店さんはノウハウをいっぱい持っていらっしゃいますし、制作会社さんもプロの腕で、とても見栄えのする広告を作ってくださいます。

あくまでも質フタバの場合、制作するのが趣味みたいなものですし、根気強く相手をしていただいている媒体さんがいらっしゃるから自前で制作できています。媒体によっては嫌がられるでしょうし、断られることも多いでしょう。

しかしながら、あれこれ考え、自分の手で試行錯誤したものが県中にとどく喜びは大きいんです。