130年以上に渡りイタリアン・ジュエラーを代表する存在であり続ける、ブルガリ。ブルガリの生み出すジュエリーの魅力は、カラーストーンを見事に組み合わせる色彩感覚の豊かさにあります。

見事な職人技に裏打ちされた圧倒的な豪華さを誇るハイジュエリーは、当然お値段にも反映されます。ブルガリのハイジュエリーには、数千万円から億単位になるものも多く、もはや商品というよりも作品という言葉で語るべきでしょう。ブルガリ 銀座タワーではそんなハイジュエリーも数多く展示してあります。美術館でアートを鑑賞するように、そんな作品を眺めに行くのが、私は好きです。

高級ジュエリーを作り続けてきたブルガリですが、20世紀を目前にした1999年、ひとつのエポックメイキングなシリーズを生み出します。

それが、B-Zero1シリーズです。

我々がブルガリと聞いて、真っ先に思い浮かべるこの形。これこそブルガリが生み出したモダンジュエリーの傑作、B-Zero1です。

社名が刻まれたリングをスプリングで挟むその独創的なスタイルは、発表から20年が経とうとする今日でも、色あせることはありません。

シリーズ名「B-Zero1」の示すBとは、「BVLGARI」のB。

続く「Zero1」は、0123…と無限に続く永続性を表すのだとか。(JDNより。BirthのBだとする説や、1作目を表す01だとか諸説ありましたが、リンク先はブルガリ社の提供による記事ですので間違い無いでしょう。)

ハイジュエリーを日常で使うことは難しいし、なにより誰でも買えるわけではありません。「日常的に身に付けることのできるアクセサリーを、現代の都会的なスタイルで。しかも民主的な価格で」。これこそがB-Zero1に込められたメッセージでしょう。

B-Zero1には多くの展開があります。リングのサイズにはS M Lとあり、それぞれ巻かれるスプリングの厚みが異なります。上記の写真、奥がSサイズ、手前がMサイズです。素材の違いや宝石をセットしたモデルなど、バリエーションがとても豊かです。

同ラインでネックレスやブレスレット、腕時計などの展開があります。まさにブルガリを代表するシリーズと言えます。

私たちにとっても目にする機会の多いシリーズではありますが、その度にB-Zero1の持つ存在感に感心してしまいます。