質フタバの事務室には、2012年製のノートパソコンが稼働していました。

今となっては懐かしい、SONY製のVAIO。といっても、第三世代のCore i5 3210M搭載だし、複雑な処理をするわけでもないし…と自分に言い聞かせながら使っていたのでした。

しかし、スリープから復帰するのに5秒。ブラウザ立ち上げるのに5秒。会計ソフト起動するのに5秒。マウスポインタの青い輪っかがグルグル回る様子を眺めるのは、精神衛生上よくありませんでした。特にお客様の商品を査定するときなんかは。(データベースで相場を調べますからね)

ところで、物持ちのいい私が長らく愛用していたMacBookAirも同じく2012年製。

同じ2012年製。おんなじような値段で買ったPCですが、こっちはほとんど現役選手。

かたやVAIOには引退勧告。

そうそう、両親が主にネットやらメールやら俳句の清書といったライトな使い方しかしない2013年製iMacも、相当なノロノロ運転です。

この差は明らかに、内臓ドライブがハードデイスク(HDD)か、ソリッドステートドライブ(SSD)かの違いでした。

MacBookAirにはSSD、VAIOとiMacにはHDDが搭載されていたのです。

この手の話にあんまり詳しくないんですが、どうやらHDDとSSDは全然違うらしい。HDDの場合、何か一つ起動するにしてもカリカリカリカリ、きっと金属の円盤上をあっち行ったりこっち行ったりとヘッドが忙しく動き回っているんでしょう。とにかく盛大な音をたてながら頑張っておられます。かたやSSD。なんの音もなく、さーーーーっと事も無げにこなしてしまう。

興味が湧いてきたので、手元のVAIO(HDD搭載2012年製)とMacBookAir(SSD搭載2012年製)それぞれの読み書きの速さを測定してみました。

 

なんだ、この差は!

Q32T1やらQD32やら、個々が何を表す結果なのかはよくわかりませんが、こんだけ数値が違えば、全く違うんでしょう。

しかし、VAIOの0.6やら0.7やら、なにかの間違いかと疑いたくなります。要は1MB/秒以下、ということでしょう。

どうやら4KiBというのが、「1つ4キロバイト」のファイルの転送速度らしい。なんでこんな小さなファイルの転送速度を調べる必要があるのかというと、HDDは小さなデータ量の輸送ほど苦手だそうです。極小ファイルの大量輸送は大の苦手、ということなんですね。

たしかにファイルをコピーする際、zipなどで圧縮された100MBほどのデータは素早くコピーされるのに、解凍後の膨大なファイルをコピーしようとすると、とんでもなく時間がかかりますもんね。納得です。

SSDは、小さいファイルの転送でも得意、ということでしょうか。

誤解のないように申し加えておきますと、「VAIOかMacBookか」「WIndowsかMacintoshか」といった話ではありません。あくまでも『HDDかSDDか』という違いの話です。

しかし、MacBookAirに内蔵されたSSDのスピードは凄まじいです。私の使い方ではまだまだ現役で活躍できたはずです。残念ながら、というか幸いなことに、というか、新しいMacBookProに乗り換えてしまいましたが。

もっと快適に事務処理をしたい!との理由から、事務用パソコンを買い換えることにしました。

どうせなら、もたつかずに、すっきりした気持ちで使えるものを。

中編「4コアにM.2 SSD…。こんなに進んでるの? 質屋の爆速事務PC選び2018年春」